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明倫学区にあるマンションの連絡ツール


by MMnetwork

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「衣笠グリーンハイツ38年の歩み」・・・評議会報告

2011年1月23日(日)19:00、厳寒の中、又、遅い時間帯にもかかわらず「衣笠グリーンハイツ」副理事長の沼田弘子さんをお招きし、明倫学区マンション住民とともに活発な話し合いが行なわれました。

明倫学区のマンションは一番古くて築15年ほど、一番大きくて135戸ほどです。
一方、衣笠グリーンハイツは北区衣笠学区のマンションで、築39年、146戸です。ですから明倫学区には類似のマンションはありません。ただ、衣笠グリーンハイツは、京都にまだ管理組合という概念すらなく、建築物の設備なども非常に古いもので建設されました。だからこそ、この39年間に、ありとあらゆるマンションの問題を経験され、その都度、試行錯誤を重ねられながら、今も見事に管理運営を続けられ、マンションを育てられています。

その管理運営手法には独特のものがあります。管理規約の内容、新入居者に対する対応の仕方、専有部分の改修工事への理事会の対応、マンション売却の仕方、賃貸にする時の制限、等々、マンション理事会は稀に見る積極的な活動をされています。まだ管理組合の概念すらなかった頃から試行錯誤され、手作りで運営されてきたからこそ今の体制が実現できているのです。

まだ若い明倫学区のマンションは、衣笠グリーンハイツの管理運営をそっくり真似することはほぼ不可能に思われます。また、真似をするのがよいとも言えません。

この大先輩のマンションが今までどのような問題に直面し、それを如何に乗り越えてこられたか。これは、まさに、ある大先輩の生きざまを知ることです。

一人一人の生きざまはそれぞれに違い、真似をすることはできません。しかし、大先輩の生きざまに学び、自分の生きかたの指針とすることができます。

この明倫学区は非常に短い期間に集中的にマンションが増えてきました。その同世代が助け合うことは非常に大切です。又、一方でこの地区は最も古い伝統を保存している場でもあります。その大先輩の知恵に学びながら、新しい生きかたの指針とする可能性はまさにこの地域の潜在力だと思います。(記:中島康)
by mmnetwork | 2011-02-14 20:16